2017.10.10 誕生日の朝

前日、『良いお誕生日をお迎えくださいね』のスタッフの気遣いに『ありがとう』と感謝。

 

当日、少し早起きをして、ご馳走(私なりの)を作ります。

出来上がった料理と、用意しておいたケーキを食卓に並べると、家人が起きてきます。

 

『お誕生日おめでとう』

『ありがとう~』

 

息子たちの帰宅がバラバラになってから、家族の誕生会は、全員がそろう朝食時です。

 

私:『○○(息子1)おはよう、ご飯ですよ~起きて~』

息子1:『日曜なのに、もう起きるの~?あーそうか。誕生日おめでとさん』

私:『ありがとうね~』

 

私:『○○(息子3)おはよう、起きて~今日は何の日だった?』

息子3:『おめでとー』

私:『ありがとう!』

無理無理言わせてる感は否めないのですが…言ってもらうだけで自己満足。

 

全員そろっての食事の後は、ケーキにろうそく。

男性陣は、何時の頃からか、ろうそくの火を吹き消す行事はパス。

それでも、いつもケーキ屋さんでは、ろうそくを付けてもらいます。

今回は、年齢の2桁の数字はパスして、1桁分のろうそくを立て、火を付けました。

 

息子1:『その年になっても、誕生日嬉しいの?』

私:『嬉しいよ~

家族みんなに祝ってもらえて(無理無理かも!?)最高に嬉しい!

いい?

女性はいくつになっても誕生日は嬉しいものだから、将来、結婚したら、必ず、奥さんの誕生日は覚えててお祝いしてね~』

息子1:『なかなか大変やな~』

 

そうそう、もう一人から、誕生日のお祝いの言葉をもらっていません。

下宿している息子2にライン。

私:『おはよう、起きた?』

息子2:『起きた』

私:『今日は?』

息子2:『(部活の)秋季大会』

私:『そうかもしれないけど、違う。母さん…』

息子2:『ハッピーバースデー(ケーキマーク)』

息子2:『でした』

息子2:(花束を持ったクマのスタンプが『おめでとう』)

またもや、言わせてる感100%。

でも、嬉しい~(真っ先に思い出して~)

 

平凡だけど、ちょっぴり特別な、誕生日の朝でした。

また一つ、無事に歳を重ねたことに感謝です。

 

 

 

 

 

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2017.10.3 ものもらう?

日曜日の夕方は『笑点』

 

先日の大喜利前の師匠方々のご挨拶。

 

『子供の頃、ものもらいが出来たときには、大塚池袋界隈では、隣のおばさんからおむすびをもらうんです。

しかも、普通にもらうんじゃなくて、便所の窓からもらうと治るって言うんです。

治りかけや、めっちゃくちゃお腹のすいているときには効果抜群です。

やってごらんなさい。

好楽です』(大体こんな感じ)

と、三遊亭好楽師匠。

 

思いもよらぬ眼科ネタに『へぇ~初耳』

 

眼科医が、よく遭遇する病気に『ものもらい』があります。

関西では『めばちこ』とも言うらしく、初めて聞いた時には『?』

 

さて『ものもらい』には、大きく分けて2種類あります。

 

『麦粒腫(ばくりゅうしゅ)』

瞼の細菌感染です。

一般に『ものもらい』と呼ばれているのは、麦粒腫です。

まつ毛の皮脂腺(ツァイス腺)や汗腺(モル腺)、瞼板腺(マイボーム腺)に感染が起こります。

局所的に赤くなったり、腫れたり、痛みを伴います。

時には膿むこともあります。

治療は、抗菌薬の点眼・軟膏です。内服薬を出すこともあります。

膿んでいる場合は、切開して膿を出します。

 

『霰粒腫(さんりゅうしゅ)』

瞼の縁にあるマイボーム腺の出口が詰まり、しこりが出来ます。

炎症を伴うと、痛みや腫れが見られます。

治療は、まず炎症を抑える点眼薬を使います。

しこりが小さければ、吸収されることが多いのですが、時には手術でしこりを摘出することもあります。

 

ものもらいの原因菌は、主に黄色ブドウ球菌で、皮膚や鼻の中などあらゆるところに存在しています。

細菌が、瞼にある毛穴や分泌腺に入って、炎症を起こします。

 

『感染しますか?』

ものもらいの人から感染することはありません。

『眼帯してもいいですか?』

する必要はありません。

むしろ眼帯をすることで、眼周囲が不潔になりやすいので、しない方がいいです。

 

おむすびのほかにも、地方によって伝わる色々な迷信があるようです。

昔、昔の、眼科医がほとんどいない時代のことでしょう。

 

現代においては…

痛み・腫れ・赤みなど、何らかの症状が出たら、眼科を受診しましょう。

状態に合わせて、お薬を処方します。

多くは、点眼薬で速やかに良くなりますが、症状によっては長引くこともあるので、完治するまで、きちんとかかりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.9.26 女医会

年に一度、緑区女性医師の懇親会が開かれます。

 

お洒落してお出かけというのは、あまりないので、こういう時は気合が入ります(私だけ?)

何着ていこう?と悩んだ挙句、『せっかくだから』の口実で、一目惚れしたワインレッドのワンピースをゲット。

 

当日は、早めにデパートの化粧品コーナーに立ち寄り、ファンデーションを買うついでに化粧直しをしてもらいます。

今秋流行りの口紅は、濃いめの赤。

『女性らしいお色目ですよ。お肌が透き通って見えますし、お顔映りもいいですよ』

『赤にオレンジが入っているので、軽やかです』

唇に引いてもらうと、いいかも。

その気になって、『これもいただきます』

というわけで、装い・化粧ともよそ行き仕立てで、会場にGO。

 

『緑区医師会で予約しています』

係の男性が『お待ちしておりました。ご案内いたします』に続き

『素敵なお洋服ですね。大変お似合いでいらっしゃいますよ』

やった~(何が?)

お世辞だとしても嬉しい。

 

さて、会長の挨拶で会が始まります。

アラフィフから70歳オーバーまで。

一人3分の近況報告ということで、仕事の悩みや家事育児(ほぼ終了)介護との両立、楽しみや趣味など。

各々が『うん、うん、わかる~そうだよね~』とうなずいたり、質問をするので、自然に、一人当たりの時間が長くなります。

女性医師同士の安心感からか、男性医師がいたら(会長は男性ですが)話題にならないような、日々細々としたことが話のタネに。

『男性にとってどうでもいいことでも、女性にとっては大変な問題よね~同等の仕事しているのに』本音もチラリ。

 

おしゃべりのスピードに合わせて、料理が出てくるので、時間を忘れてしまいます。

最後の水菓子が出て、『そろそろ』と、閉会の辞。

約3時間。

未だ年少に属する自分は、いつも先輩女医さんたちの言葉に励まされたり、参考にさせてもらったり。

 

いい気分で帰宅して…

『この口紅どう?』

『いつもより赤いね~』と家人。

『今年の秋の流行り』

『いいんじゃない』

『でしょう?』

 

『オバQの唇みたい』と息子。

『唇がすごく目立っとる』

母の心、推し測れないの~!?

その言葉無視して、トレンドを身につけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017.9.12 休日診療所

久々に休日診療所(休日急病センター)の出務でした。

 

多くは、昨日、今日に発症したという患者さん。

 

『急に白目が赤くなった』という結膜下出血。

『急に目やにが出だした』という結膜炎。

流行り目(流行性角結膜炎)を疑う場合は、即ウイルス検査もします。

『こすったら急に眼がブヨブヨになった』というアレルギー性結膜炎。

いずれも、眼科では軽症の部類に入りますが、当の本人からしたら、びっくり!

不安を和らげ、安心して帰っていただくよう、診察、説明、薬を出して診療終了です。

 

急に眼圧が上がった患者さんが来院されました。

この場合は、重症です。

検査・診察をして点滴の指示を出しました。

かなり時間のかかる点滴ですが、終了後には、眼圧も下がり、患者さんも楽になられました。

薬を処方して、翌日必ず近くの眼科にかかるようお話して帰っていただきました。

 

診療が昼休みに食い込んだので、今回は『おひとり様ランチ』に出かける予定を変更。

コンビニでお昼ご飯を調達することにしました。

滅多に行かないコンビニなので、商品を色々見てまわります。

 

『あれも食べたい、これも気になる』と、厳選しつつカゴに投入。

レジ待ちをしていると、目に付いたのは『おでん』

コンビニおでんも以前から気になっていました。

おでん(卵、大根、こんにゃく)も注文。

 

買ってきたコンビニご飯は、どれも美味しい。

中でも、おでんは、コンビニと思えないほど、優しい味が染みています。

大根は『うちのが勝った』と、勝手に自分の料理と比べながらも、『他のも食べてみたい』

 

帰宅後、家人にコンビニおでんの話をしたところ、

『だし巻きと、がんもも美味しいよ』

 

中年夫婦だけでの夕食が多くなった我が家。

『今度、違うコンビニのおでん色々買って、二人でおでん食べ比べパーティーしよっか』

たまには、ささやかな刺激とお楽しみも。

 

帰ってきた息子に、コンビニおでんの話をすると、

『コンビニの旨いよな~。でも、腹いっぱいになるには高いわ~。だから、母さん、そろそろおでん作ってよ』

家で食べれば、息子の懐は痛まず。

だからなんだろうけど、そのリクエスト、母としては嬉しい~

ずっとリクエストしてね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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