開業月   2007.8.1

8月は我がクリニックにとっては特別の月です。というのは開院の月だから。この時期になると開院顛末記といってもいい位いろいろあった当時のことを思い出します。今でこそそれほど珍しくありませんが、当時大学とも関連病院とも縁もゆかりもない土地での開業はめったになく、また不利(その地では無名で実績なども不明ですから)でもありました。しかも乳児、幼児を抱えてまだまだ医師としても若輩の私は、若さゆえ清水の舞台から飛び降りたのでした。まずは、1年。石の上にも3年(その間に無謀ながら三男出産)。5年目にしてまたまた無謀ながら大学院入学。そんなこんなでも、今年で10年を迎えることが出来ました。今までのカルテ分の患者さんがうちの宝です。患者さんによって現在の自分の力をつけてもらえたと思っています。毎日こつこつ漢字ドリルをやってきて、たまには書き順を間違えたりしつつも(漢字としては合っていても)、繰り返しと復習で、漢字ドリルを始めたときよりはずっとたくさんの漢字を書き順も間違えずにすらすらきれいに書けるようになった、そんな感じです。時々のごほうびは、患者さんからの’ありがとう’とか、’先生に診てもらってよかった’の言葉。うちを選んで来院された患者さんとのご縁を大切に、そしてたくさんのうれしい言葉を診療の糧に、これからも地域の眼科医として歩んで生きたいと思います。よろしくお願いします。

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの想い
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