子供の病気 三男インフルエンザに   2007.4.15

小学校に入ってからは小児科のお世話になることがなかった子供たちです。(小学生になると病気しなくなる。また、夫婦そろって医師だと、よほどでない限り自分の専門分野に関しての病気だと動揺しないので、休養と経過観察のみで治癒にいたらせることが多い。そうでない場合も薬を処方して治ること多々ありなので)たまに風邪を引いて休むときは自宅で寝ていました。ただし、昼食は私と二人で(他の兄弟はなし)食べに行きコンビニで特別におやつを買ってもらうお楽しみがあるのです。しかし、診療が長引いたり、往診だったりすると子供たちのもくろみはハズれ、お昼も一人冷凍食品をチンするか私が帰るまで我慢して待ってることにも。(子供の欠席に合わせてこちらの診療は変えられないので)。だから、子供たちにとって休診日の木曜日に休むことになるのが一番ラッキーなのですが、そんなにうまく病気になるはずもなく・・・
そして今回三男は火曜日の夜中から高熱が出てしまいました。体温を測ってみると39度!抗生剤を飲ませるも熱はぐんぐん上がり39.6度に。たまたま夫(内科医)は所用で前日から留守。ぐったりした様子に眼科医の私ではさすがに手に追えず、小児科受診しました。’何小?何組?んー、今インフルエンザ流行っているんですよ、検査しましょう’ 結果は陽性。インフルエンザの可能性はこの時期はずれに全く予想もしていなかった私です。予防接種の効果もさすがにこの時期ではね・・’リレンザ(吸入薬)は手に入らないんです。タミフル使いましょうか。”お願いします(専門医にお任せします)’と言ったものの、自宅で一人で寝せておくのはさすがに異常行動がないか監視できず心配。かといってクリニックの処置ベッドに寝させるわけにもいかず.’病児保育お願いします!’おかげで午前の診療に従事でき、お昼休みに見に行ったときには相変わらずぐったりしていたものの、後ろ髪惹かれることなく午後の診療に戻ることが出来ました。病児保育は前から知っていましたが、利用は今回が初めてとなりました。病気のときは母親が付いていてやるのが一番ではありますが、子供は誰かいてくれれば結構安心する(特に我が家のように生後すぐ保育園育ちの場合)もの。実際三男は’今度からインフルエンザになったら(そんなに毎年罹ったら困る!)病児保育行くからね!”よほど優しく保育士さんたちに面倒みてもらえたようですね。働く女性にとって子供の病気は仕事との板挟みになりつらいもの、このような体制がどこにでもあるようになるといいですね。これからの女性は、仕事も子育てもあきらめない!がんばりましょう!

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など
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