2024.11.19 開けてみた!
『頑張った自分へのご褒美として40歳の記念に買いました』
某ファッション雑誌で、石のピアスを付けたメイクアップアーティストを見たのは、院長30代の頃。
『素敵~』
いつかは、いつかは…と思っているうちに、40代はあっという間に過ぎ、気が付くと50代に。
偶然出会った石のピアス。
ちょうど開業25周年。
40歳からはずいぶん経ってしまいましたが、この機会・記念に買わないでどうする?
あいにくピアスの穴を開けていないので、イヤリングに再加工依頼。
出来上がったイヤリングは、繊細でとてもきれい。
仕事柄、指輪は出来ないので耳でお洒落を楽しみます。
とある晩、自転車で近くのスーパーまで買い物に。
マスク・眼鏡・帽子で。
自転車を降りて、両耳を触ると(このイヤリングを買って以来、耳たぶ確認!)左耳のイヤリングがありません。
血の気が引きます。
家からスーパーまでは500メートルほど。
買い物どころじゃない、探さなきゃ…
息子たちが、たまたま家に居たので電話。
かくかくしかじか…
それぞれが懐中電灯を持ってスーパーに向かってきます。
私も自転車を止めて探します。
『なかったわ~』と息子たち。
『やはり…』失意のどん底…絶望感…
と、最後に来た息子が、少し手前の街路樹でしゃがみ込み『これ?!』
手に取り『これ!これ、これ!』
見つかりました!
息子たちありがとう!
この一件以来、イヤリングは引き出しの中に眠ることに。
ある日ふと…
何のために買ったの?
また落とすかも…って、ずっと付けないの?
いつ付けるの?今でしょ!
自身と問答。
ピアス穴を開ける決心をした院長でした。
決心をしたものの、ピアスをしている知人その他にヒアリング。
どこで?痛みは?ケアは?などなど。
クリニックで、友人に…開けてもらい方は色々みたいです。
当初は、クリニック(何科でもよい)に行こうかと思っていましたが、息子たちに経験を!と思いついた母。
早速、息子たちに左右それぞれ開けてもらいました。
彼らも初体験。
下の息子はやや躊躇し、先にやった兄に『押すだけ。早く』と急かされる始末。
案ずるより産むが易し。
一瞬のチクッ!
今まで散々自分は保守的だった…と実感した瞬間でした。
ファーストピアスを付け、スタッフへ報告(何でも報告する院長)。
ファーストピアスの注意や、セカンドピアスへの移行などなど注意を仰ぎます。
ポスト(ピアスの軸)も最初は気になりましたが、段々慣れてきました。
美容室では『ピアスにしたなら攻めのショートにしましょう』と提案され。
ある朝、ベッドの上にピアスが一つ。
寝ている間に、掛布団に引っ掛かって取れたようです。
ベッドの上で良かった。
今度は家中を探さないといけなくなる事態でした。
♪どこかで半分失くしたら役には立たないものがある~♪(真珠のピアス 松任谷由実)
………♪そっとベッドの下に片方捨てたAh~真珠のピアス~♪
人からもらったものは、その人との縁次第かも。
自分で買った思い入れ(特に頑張りへのご褒美)のものは、簡単に手放せません。
イヤリングから再びピアスになって戻ってきました。
当初から、ピアス穴を開ける決心をして、ピアスで買っていたら…
と思わなくはないですが、人生、気付いた・気になった時点での行動は多いもの。
ピアスの穴開けに恐れおののき、今回は、後手に回った院長。
手持ちのイヤリングは全てピアス仕様に。
遅まきながら、ピアスのお洒落を楽しみます。