20234.1.9 たき火だ♪たき火だ♪
新聞を読んでいたら『サルがたき火』の記事が。
サル好き、特に二ホンサル好きな院長。
サル山は動物園で大好きな場所です。
今回の記事の場所は、日本モンキーセンター。
たき火にあたるサルは冬の風物詩とのこと。
期間限定、早速見に行かねば。
駅でモンキーパークきっぷを購入。
名古屋・犬山往復切符。
犬山からバス1日乗り放題(といっても1時間に1本のダイヤだと後から知る)。
モンキーパーク入場券。
久しぶりの犬山。
駅からは丁度バスが待っていて、思いのほか満員。
モンキーパーク経由リトルワールド行きなので、みんな観光客です。
一駅目のモンキーパークで下車した人は数人。
モンキーパークの入り口に向かっていくと長蛇の列。
反対方向に動物園の案内。
サルを見に来たから、動物園側から入ろう…
こちらはガラガラ、ほぼ人がいません。
先ほど買ったチケットを見せると『これはモンキーパーク用なので、モンキーセンターは別に購入してください』
『えっ!?モンキーパークとモンキーセンターは違うんですか?』(一緒の認識の院長)
『9年前からモンキーパークとモンキーセンターは経営が別々になったんですよ』
最後に来たのは20年以上前。
と言うことで別に購入する羽目に。
たき火までは時間があったので、他のサルを見たりインフォメーションセンターの展示を見たり。
ワオキツネザル(原猿類)の眼窩(目の窪み)は骨の輪があるだけなのに、ニホンザル(真猿類)の眼窩は完全に骨で囲まれているそう。
ヒトの眼窩は当然しっかりと骨で囲まれています。
眼窩も進化しているのです。
網膜の裏側にある反射板(タペータム)を持たないため、眼球が非常に大きくなっているメガネザルは、片方の眼球だけでも脳より大きいとのこと。
ヒト専門の眼科医なので、サル(動物)については知らない事ばかり。
新鮮な情報です。
どの世界も奥が深い。
さて、お待ちかねのたき火にあたるサルがいるモンキーバレイに。
観光客は、谷のサルたちを見下ろします。
ここのサルは屋久島に生息するニホンザルの亜種ヤクニホンザル。
1956年に屋久島から来た子孫たちだそう。
煙がもうもうと立ち上る傍に、サルたちが暖まろうと集まっています。
一般には、火を怖がるはずのサルたち。
1962年から60年以上続く冬の風物詩だそうです。
最初の誰か(サル)が、好奇心旺盛でたき火に近づいてみたのでしょう。
危険ではなく、むしろ有益(暖まる)を実証して見せ、周りに伝え、周りも真似して…
そして代々モンキーセンターのヤクニホンザルだけが、たき火を安全安心なものだという認識(先代や周囲の行動から)を持ったのでしょう。
人間だってそうですが、サルだってそういう経験に基づいた習慣が出来るようです。
温泉に入るサルもそう。
地獄谷野猿公苑の温泉に入るサル(とても素敵な写真絵本があります)。
湯の川熱帯植物園のサルも。
ニホンザルは、個々の行動が違っていて面白いから好きです。
子どものサルは、追いかけたり追いかけられたり、喧嘩したり。
大人のサルは、たき火にもどっしり。
温泉にもゆったり。
知人にたき火の画像を送ったら『いいね!』のスタンプと『私もサルみたいに生きたいな』の返事。
って、どんな生き方?
今年も宜しくお願い致します。