2022.1.11 仕事は生きがい
本年もよろしくお願いいたします。
どんな一年になるのやら?
師事していたA先生は、退官後、新天地で緑内障診療。
昨年末、話をする機会がありました。
手術数もどんどん増え、『今が一番手術上手いかも。70歳までは手術できそうだね』
社会的に、既に頂点と認められている立場でも、前向きな姿勢。
『何歳になられましたか?』
『67歳』
『え~先生、そんなお歳になられたんですか?』
『はせこう先生だって、もう○○歳(内緒)でしょ。入局してから30年なんだから』
確かに。
医師会のあいさつで最年長の元医師会長B先生が登壇。
ずいぶん前に診療所の仕事は譲られたものの、未だ公の場に出られてお元気。
かなり減らしてはいるものの、医師として仕事をされている88歳。
開業時の挨拶に伺った時は、すごく怖かったけれど、今は好好爺です。
休日診療所の当番表を見て、『私、半日のはずなのに』と訂正を求めたC先生。
75歳以上は、午前午後1日でなく半日勤務になります。
『先生、一体おいくつですか?』
『もう、とっくに75超えているわよ』
全然変わらない、はつらつとしたC先生は、まだまだ自身のクリニックで診療をされています。
素晴らしい先輩たちに、敬意を払い、勇気をもらいます。
『人生(仕事)の上り坂は、歳と共にきつくなりますよね』
これは、大手企業の役員だった旧友からの新年の言葉。
同じ机を並べた彼女は、進路は違いますが、大きな世界で戦ってきた尊敬できる人。
今も新しい仕事に挑戦しています。
先輩たちを見れば、いくつになっても仕事が好き。
趣味を超えるやりがい・張り合い・生きがいなのだと思います。
若いころは、エンジン全開!加速しっ放しでした。
やることだらけで、ゆっくりする暇もなければその気にもならない。
つらい時もたくさんあったけれど、若さゆえに乗り切れました。
休まず続けてきたことで、少し減速してもゆっくりでも上っていける予測は立ってきました。
それでも、仕事を続ける限り、上っていく(知識・技術など)責任があります。
『健康第一だね~』
その通り。
この言葉も、合言葉になりつつあるオバサン院長世代です。
早速、今年は元旦からパーソナルトレーナーと筋トレ。
身体も鍛え、その後のメンテナンスも忘れずに。