2017.9.19 父の誕生日
カレンダーを確認すると、父の誕生日、今年は木曜日(休診日)です。
『誕生日当日にお祝いすることに価値がある!』と、信じている私。
介護認定も受け、出不精になっている父のお誕生会を企画しました。
『家に来てくれればいい』という父に、『出かけて美味しいものを食べれば、気分転換になるから』とお店を予約。
きっと満足してくれるはず、と、お店の人と打ち合わせ。
3日前、電話がかかってきて『膝が痛いから、椅子席じゃないと~行けないわ』
『大丈夫。どの部屋も、椅子か掘りごたつです』
2日前、また電話『トイレに近い部屋にしてもらえんかな~』
『小さなお店なので、どの部屋からもトイレは近いです』
前日、またまた電話『店の名前と住所だけで、タクシーわかるかな?』
『今は、ナビ搭載だから、目立たないお店でも連れてってくれます』
昔から、神経質でしたが、久々のちゃんとした外出に緊張しているよう。
当日、なにしろ主役だからドタキャンはないだろう…と携帯を気にしながらの現地集合。
母と一緒に父も現れホッ。
杖をつきながらも、思っていたよりスムーズに足も運び、一安心。
父母娘の三人お誕生会が始まります。
ソフトドリンクで乾杯!
お料理が運ばれてきます。
おめでたい席ということで、本日の主役の器は、慶事仕様。
季節の彩を添えたお料理に舌鼓を打ちながら、久々に、父母の話に耳を傾けました。
私は、割とアドバイス的に、意見を言うことが多いのですが、今回は聞き役に徹して。
専ら、話すのは母で、父は横で聞いています。
母が、認知症予防の体操を習ってきたと言うので、『見せて』と言ったら、2人(夫婦)でやる体操ということで、二人で実演。
父母とも一生懸命やっている様子に、思わず笑みがこぼれてしまいました。
体操の最中のナイスショットをパシャ。
心配していた父の食欲も、本人が言うほど衰えておらず、完食。
『ほんとに嬉しいね~ありがとう!いい日になったよ』
アラフィフになると、親を見る目が、若い頃より変わってきます。
自分の生活が、少し落ち着くからかもしれません。
少しでも多く、嬉しいことを増やしてあげたい、と思います。
もう、自分から、嬉しいこと、楽しいこと、ドキドキすることをどんどん積極的に見つけることが難しくなるから。
タイムリーにお誕生会やってよかったです。
偶然にも、次回の母の誕生日も木曜日。
また、企画するね~