2016.04.12
2016.4.12 ハガキの効用
久々に実家に。
弟一家との同居ゆえ安心ですが、たまには父母の顔を見に。
数年前に病気をしてから元気がなくなった父。
以前は晴耕雨読、畑仕事もまめだったのに。
見かねて介護認定を取るように勧めたところ、『要介護1』という結果でした。
デイサービスなどの提案をされるも外出したがらない父は、母と一緒に家にいるのが大好き。
母は、学校みたいに一日のスケジュールを決めて敢行。
時には電話で長々と愚痴も聞かされ、「さっきも聞いた」と不詳の娘(私)。
娘として出来ることは…と考えたところ
「ハガキのやりとりをしよう」
電話でのやりとりでは、母は延々と長いし、父は一言二言で終わってしまいます。
息子(孫)も巻き込んで一言メッセージを書くっていうのはどう?
息子たちは「じいちゃんに何書くの?」と言っていたのですが、
『じいちゃんハガキプロジェクト』と称して、一行だけ書くという協力を取りつけました。
父には返事を出すように念押し。
「彼女とドライブに行ってきたよ~」
「テスト終わったから床屋に行きまーす」
「今日は、焼き肉爆食い、大満足」 メールのような孫たちの一言。
娘は何気ない日常をもう少し長く。
かくして…次第に父の字体も内容も力強くなり、回復の兆しが見られるようになりました。
久々に実家を訪ねたところ、『介護1』から『要支援2』に介護度が改善したとのこと。
娘としては一安心。
次回は『要支援1』への引き下げを期待。
親には元気でいてほしいもの。
『じいちゃんハガキプロジェクト』は続く…
投稿日:2016年04月12日
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