2015.01.13
2015.1.13 ぜんざいヒヤリ
春の七草が過ぎると鏡開き。毎年スタッフも楽しみにしている恒例の行事です。ぜんざいを作るのは院長の担当、十八番のぜんざいを振舞うのは自分が一番楽しみにしているのかもしれません。まずは小豆を選別するところから。一晩浸して火にかけます。沸騰したらことこと煮て一度お湯を捨てます。ふたたび、ことことと豆が柔らかくなるまで煮ます。ここにお砂糖を投入。砂糖が溶け粗熱が取れたら、またことこと。最後に味を確認。隠し味に塩少々。で、出来上がりです。今回、煮あがって味を確認したところ、ん?何やらしょっぱい。お玉に塩気が付いていたのかと、替えてみても同じ。味覚がおかしくなったかと家人に確認するも「何、これ?しょっぱーい」今回、袋の砂糖が足りず棚に並べてある砂糖の容器から不足分を入れたはずでしたが…隣の同じ型の容器の塩を入れたらしい…のです。調味料は「さしすせそ」の順にと言う通り塩の威力はすごい。これでは食べられず、泣く泣く捨てる羽目に。もう一度最初から。慣れに慢心せず、何事も初心に帰って確認しながら作りなおし。容器にはラベルの貼り付け、塩と砂糖の結晶の確認、味の確認をして投入。今度は、満足できるいつもの味になりました。スタッフも喜んでくれ毎年の鏡開きとなりました。やれやれ。良かった!
視覚障害や色覚障害には、大きな文字や明るさ、コントラストが手助けになります。その他、聴覚、触覚など視覚以外の五感もフルに使うことで補うことが出来ます。障害がなくても加齢などで様々な能力は低下していき、上記は自分たちにも当てはまります。今回のぜんざいの出来事では、ヒヤリハットと危機管理の問題も提起してくれました。
投稿日:2015年01月13日
カテゴリー:公センセの日常の出来事