白衣のこだわりとデザイン       2005.8.1

仕事上白衣はつきものです。勤務医のときは病院からの支給のものを何も考えず着ていたので、開業時もそれらと同類のもの(一番安いもの)を注文していました。が、ある時、’もう少しいいのにしてもいいのでは?’との声に勧められたのは某大学病院の女医さんたちが着ているシリーズ。値段はいつもの3倍!(といっても普通も洋服よりは安い)に迷いつつ、毎日仕事に使うのだからと納得させ注文。着てみると、・・・あー、なんという着心地の良さ、シルエットの美しさ、生地の良さ。以後私のお気に入りはYHの白衣です。
ただし、欠点があります。これは白衣全般に言えることですが、おそらく、デザイナーは、実際に来ていないので、実用性にかけるところがあることです。一番は胸ポケットで、ここに、ペンや人によっては手帳を入れるのですが、かがむと飛び出すこと多し。ペン入れにもかかわらず底は浅めです。したがって、不用意にかがんでしまうと、中身が出てしまうのです。研修医の頃など、虎の巻から予約の手帳までなんでもパンパンに入っていた(ポケットがやたら膨らんでいるは研修医です)ので、トイレでは飛び出さないように一苦労でした。(今は机の上は私のものだけなのでいろいろ持ち歩く必要なし。)誰か、実用性を兼ねたおしゃれな白衣をデザインしてくれないかしら?

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