ゆで卵を買う 2007.10.26
普通、電車内で飲食することはありません(最近はそうでもない人もいますが)。しかし、新幹線は特別です。新幹線に持ち込む私の定番はペットボトルのお茶、ガム、一口で食べられるチョコかクッキーです。たまに一点物(自分だけ用に購入)のデザート、お弁当もあります。おじさんは多くの場合、ホットコーヒーかビールにおつまみ(夫も新幹線に乗る楽しみはこれ!)でしょうか。家族旅行は別として私は一人で新幹線に乗ることがほとんどなので、食べるか、本を読むか(もしくは食べながら)どちらかです。さて、今回新幹線に持ち込み初めて食べたものはゆで卵! 新幹線でゆで卵を食べている人を見たことがないからなのか、そういえばKIOSKに売っていたなーぐらいの印象しかなかった私でしたが、尊敬する高名な某眼科医のエッセイにKIOSKでゆで卵を買ったらひどく感激した話を読み、学会の帰り買ってみました。京都から名古屋は30分、のどに詰まるかもしれないのでお茶も用意。買ったのは2個いり140円、タマゴロウというネーミングの味付けタマゴ(買うとき、店員さんに’塩味つきゆで卵ですからね’と念を押されました)。たまご男(これがまたユニーク)の絵の裏に剥き方の解説が書いてあり、思い切り’ふーっ!’と息を入れると’つるん’と殻が向ける仕組みになっています。半熟ちょっと固めで丁度いい塩味が付いており想像以上の美味! 一個では我慢できなくなり、コレステロールはこの際無視して、30分の間に2個を完食(隣に人がいなくて良かった)してしまったのでした。帰ってからその話を家族にすると’食べたーい’。今回学会は京都でほぼ通い状態だったので、再び帰りの京都駅のKIOSKで買ってきました。家族全員が説明書を見ながらタマゴの先端から思い切り息を吹き込むべく頬を膨らませている様子は異様ではありますが、子供たちはむくプロセスと意外な味(ゆで卵に塩をつけた味を想像していたらしい)に大いに盛り上がってくれました。そして再びリクエスト。今度は10個まとめて買ってきました。ゆで卵ひとつ70円、たまに新幹線で食べることを考えたら値段も安く満足すること間違い無しでお勧めです。親しい人のお土産にするなら見栄えには欠けますが話題にはなるかも。家で食べるために買うなら、ひとつ70円、5人家族で350円ちょっとした贅沢です。(毎日これがいいと言う子供たちには贅沢すぎ!) 今後新幹線に乗るたびにタマゴロウをお土産に買って帰ることになりそうです‥。