2024.9.3 大家好(こんにちは)!その2
敦煌はかつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市です。
敦煌と言えば、日本では1988年に公開された映画『敦煌』(井上靖原作)で火が付き、当時多くの日本人が訪れたそうです。
院長は見ないまま終わってしまっていました。
世界遺産の莫高窟(ばっこうくつ)はとても有名。
その他、月牙泉や鳴沙山、玉門関・陽関遺跡など。
敦煌博物館も。
数日に分けて現地ガイドのBさんに説明を受けました。
莫高窟では、さらに専門の研究員のガイドさんから説明。
2人とも日本語がとても流暢で、しかも歴史にも造形物にも詳しい。
そしてどんな質問にも日本語で答えてくれます。
16万人の都市なのに、観光客は1日20,000人!
ほとんど中国人です。
日本人の人気観光地ブームは去ったようです。
(以後も旅程中、日本人に遭遇せず。)
遺跡・遺産にすごい!しか言えない浅学の院長。
(メモは取ったけど)
敦煌での一番は駱駝(ラクダ)に乗ったこと(子供みたい)!
砂漠の山、鳴沙山には、飼い馴らした駱駝が3,000頭程。
その多さにびっくり!
みんなおとなしく座っています(ずっと同じ姿勢)。
落馬ならぬ落駱駝事故が頭をよぎりましたが、年長さんメンバー全員騎乗と言うことで、それなら最年少院長はまず大丈夫と確信。
アジアはフタコブ駱駝なので、コブとコブの間に乗ります。
立つときはまず前足から。
一瞬後ろにのけぞります(駱駝がしゃがむときは、前足からなので前のめりになります)。
ここで落駱駝しなければ大丈夫、駱駝はゆっくり優しく歩いてくれます。
駱駝引きが5頭を携えて、砂山を歩いてくれます。
遠い昔の人は、こうして(たくさん荷物も持って)シルクロードを行き来したのだな~
月の砂漠を~♪どころか想像を絶する過酷な旅だったはず。
途中で止まって写真撮影。
『ポーズを付けて!』とか言って、個々の写真を撮ってくれます。
終わるとチップを請求されます。
どの観光地でも、中国人は老若男女、写真撮影の時は手を広げたり、飛んだり、衣装を着たり…をよく見ました。
(院長より年上のA先生も、ジャンプした写真を撮ってもらっていた)
今、中国人に人気のあるツアーは、砂漠を1日25キロくらい歩いてフルセットの移動キャンプに泊る2泊3日のツアー。
都会の心の乾いた中国人が、乾いた砂漠を、家族や友人・仕事仲間と歩き語り合うことで結びつきの強化や再構築が出来るオアシスセラピーも兼ねているそう。
砂漠の暑さは相当。
連日昼間は40度近くで紫外線も強い。
長袖長ズボン帽子にサングラス。
砂嵐のためのマスクも欠かせません。
天気予報には『砂嵐』予報もあり、砂嵐になると前方が見えません。
皮膚からの蒸発が多いので、尿量は減ります。
ミネラルウオーター(中国は硬水)を入れても胃から吸収されなくなってきました。
念のためにと日本から持ってきたポ〇リが有り難かったこと!
胃から吸収されていく実感があります。
中国でも同様のドリンクが欲しい。
ポ○リは見当たりません。
スポーツドリンクってどう言うの?
『スポーツした後の飲み物ありますか?』
なんだっけ…と焦り、飲料・走る&汗(ジェスチャー)をしてしまった院長。
早口で尋ねられるほどに???
お店の人は、違うものを出してきました。
焦るな、私。
助けもあり、やっとスポーツドリンクを手にしました。
『電解水』
なるほど~。
新しい単語1個覚えました。