2023.12.19 ガラスの靴

スタッフとアフタヌーンティを楽しんできました。

12月に入りホテルはクリスマスムード全開。

 

ロビー待ち合わせで院長約10分前に到着。

既に全員集合。

その心意気、普段の仕事と同様です。

 

席に案内されます。

女性に人気のお店と言うだけあって、ほぼ女性グループ。

既にあちこちで華が咲いています。

 

最初のドリンクを。

メニューを見ると、有名なM社の紅茶を始めコーヒーや烏龍茶もあります。

お代わり自由(飲み放題)です。

『迷っちゃうね~』

院長は温かい紅茶を注文。

みんな興奮しているせいか?『暑いから…』と、一杯目はアイスティーやアイスコーヒー。

あれ?

何はともあれ、グラスとカップで『お疲れ様!』と乾杯。

M社の紅茶はフレーバーに特徴があり、選んだ紅茶をポットから注ぐと、チョコレートとスパイスの香りが。

『良い香りですね~』

『嗅いでみて~』と回覧。

 

三段のケーキスタンドが登場。

『クリスマスシーズンを楽しむプリンセスをイメージしたスイーツです』とのこと。

『わ~!』『可愛い~』の歓声。

『アフタヌーンティーと言ったらこれよね~』

 

フィンガーサイズのパンやキッシュ。

ピスタチオのケーキやパフェ風のムースやゼリーなどなど。

ケーキにはガラスの靴を模したホワイトチョコレートの靴。

ムースの上にはティアラが。

一口食べるたびに、感嘆・感想が口々に出るのは女子会ならでは。

 

次々に銘銘気になるお茶を注文します。

またまた香りのご紹介で盛り上がり…

ガールズトークは尽きません。

 

『楽しく仕事させてもらっています』

スタッフの言葉は、院長にとって最高のクリスマスプレゼント。

院長の目指す方向に付いて来てくれるスタッフたちに感謝です。

 

お皿にガラスの靴を一つ残した院長。

飾っておきたいくらい可愛くて精巧です。

『食べないんですか?』

『ううん、大好きなものは最後にしようと思って…』と答えたものの、脳内にはJR東海のCMシーンが。

東京発最終の新幹線に乗った遠距離恋愛の恋人を見送る彼女。

ユーミンの『シンデレラ~♪♪…ガラスの靴、片方、誰が持っているの~♪』

ロマンティックな恋愛に憧れていた当時の自分(大学生)を思い出しました。

恋愛ソングやドラマに夢中になり、幸せにしてくれる王子様の出現を信じていた頃(恥ずかしい)。

 

あれから何十年を経て『ガラスの靴はおとぎ話。自分を幸せにしてくれる(幸せにする)のは、まず自分』と悟った自分は、もうプリンセスよりクイーンの心持ち。

甘いガラスの靴を口に放り込みました。

あの頃と違った目でガラスの靴を見れそうです(現在、CM使用のガラスの靴はリニア・鉄道館に展示)。

 

プリンセスのアフタヌーンティ。

ひと時でもスタッフが幸せ(ハッピー)な時間を過ごしてくれて院長としては何より。

お代わり自由は、全員ひとり4銘柄制覇。

飲もうと思えば飲めます…が、お腹のチャプチャプ感もすごいことに(交代で離席)。

 

さて、今回出てきた一人用のティーポット。

卵型のスタイリッシュな日本製です。

ホテルやお店で使用した備品が気になると購入する院長。

手に入れ、家でも使うことで思い出になっています。

早速ティーポットも探して購入。

今回のアフタヌーンティを思い出しながら紅茶を飲もうと思います。

日常の小さな幸せです。

 

次回の公センセの部屋は1月9日です。

今年も一年ありがとうございました。

 

こちらもご覧ください

ヌン活でWell Being

 

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの日常の出来事

2023.12.12 簡単に手に入るけど…

『コンタクトレンズが欲しい』

コンタクトレンズ(CL)希望の患者さんは毎日来院されます。

ただし、CL量販店やネット購入が容易に出来るようになったせいか、当院のような専門医のいる眼科で処方・定期検査を受ける患者さんは以前より少なくなっています(日本コンタクトレンズ学会調べ)。

一般眼科の併設CL店では、量販店やネットほど安くはありません。

ただし、一流メーカーオリジナルの定期購入お得プランはあります。

 

当院の強みは、院長が患者さんを把握、生活や訴えに応じてレンズの種類や度数を決定していること。

その時のヒアリングはとても重要です。

何を一番見たいか?

どんな仕事に対応?

どんな趣味に対応?などなど。

しっかり聞くことで患者さんとの距離も近くなります。

トライ&エラーもあり。

最終的に満足(もしくは妥協)のレンズを探します。

 

また、CL処方の可否だけでなく、『他に病気は、ねーが?(秋田弁)』を意識して他の病気の早期発見・早期治療を心がけていること。

 

さらに、CL以外のお悩み相談?にも速やかに対応するところ、だと思っています。

 

先日、患者さん(中学生)が、度が合わなくなったからソフトとソフトコンタクトレンズ(SCL)希望で来院。

装用してきたレンズの度数は、現在の近視の半分。

聞けば、2年前に量販店で処方された度数をそのままネットで購入し続けていたとのこと。

もちろん定期検査はなし。

そして充血がひどい。

本人も家族も『いつものことだから』

いやいや…

重度のアレルギー性結膜炎。

CLを中止して治療です。

眼鏡も持っていないので、すぐに作るように話しました。

CLは眼鏡と併用で。

眼科医の定期検査を必ず受けること(自覚と他覚は違います)。

 

CL店(みどりコンタクト)を併設する眼科医(院長)は、毎年、『コンタクトレンズ販売管理者継続的研修』を受けます。

 

CLは高度管理医療機器なのでそれに伴う法律の確認や、CLの合併症(権威ある眼科医の講義)など再度勉強します。

 

SCLの合併症は20~30代(最近は10代も)が最も多い。

1デイSCLでも、正しく使用しないと合併症が起こります(使用は1回限り)。

合併症の中でも、失明に至ることもあるのは、角膜炎。

緑膿菌とアカントアメーバが2大原因菌。

SCLは水道水は禁忌・こすり洗いも保存も専用液でしましょう。

こすり洗いが重要。

オールインワンタイプの洗浄液は便利ですが、消毒力では過酸化水素やポピヨンヨードが優れています。

レンズケースも意外に汚染されているので、自然乾燥を心がけ、SCLは1.5~3か月毎、HCLは半年から1年毎に新品に。

HCLは長期使用しない場合でも、週に1度は保存液を換えましょう。

 

長く当院でCL定期検査を継続される患者さんには、急にドカン!としたことは起こりません。

CL処方が目的ですが、いくらかは院長(の診察)目当てで来院されているなら嬉しいです(勝手な妄想)。

 

正しく使用すれば、生活の質を向上させる優れた高度管理医療機器。

でも…簡単に手に入る世の中。

正しい知識も価値も取り扱いも知らないまま手に入れられることは、一見ラッキーに見えます。

 

コスパもタイパもその時は良いかもしれません。

でも長い人生、ドカン!が起こり得ること・その代償も考えると、コスパもタイパも均(なら)されるのでは…と、オバサン院長は思います。

 

眼科医によるCL処方・定期検査を受けましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:眼に関すること

2023.12.5 気遣いと気遣い

朝一番で来院のAさん。

『センセェ~、聞いてくれる?』

『おはようございます。何でした?』

『今朝ね、横断歩道を渡ろうと思って立っとたの』

当院の斜め前の横断歩道のことです。

Aさんはご近所さんなので、この横断歩道と道路には精通。

『朝、前の道は車が多いがね~ほんだもんで、私、出来るだけ車が少なくなってからボタン押そうと立っとたの』

それで、それで…

『そしたら、知らん男の人が「ボタン押さんと青信号になりませんよ」って教えてくれたんだわ~。私、そんなに耄碌(もうろく)しとるように見えたんかな~』

Aさんは元気な80代ですが、最近は、シルバーカーも使っています。

それで、それで…

『「そんなこと、言われんでもよう知っとるわ~車運転する人に気遣っとたんやわ~」と言いたかったけど、「まあまあ、ご親切にありがとう」ってお礼言っといた。

私、そんなにオバアサンに見えたと思ったらショックやったわ~』

知らん男の人の気遣いに対しての気遣い、運転者に対しての気遣い、どちらも出来るAさん、素敵です!

 

『じゃあ、センセイ、また来るわね』

『ちょっと、ちょっと。まだ診察してませんよ、これから』

『あら!?そうやったわ』

 

日々の診療はもちろん真剣ですが、合間のお話の中で、特に年長の患者さんからは学ぶことが多い院長です。

お返しに、笑顔と元気(活!と言われる患者さんも)を。

院長のささやかな気遣いです。

 

12月に入ると、不思議なもので、クリスマスのうきうきした気分になります。

当院の花壇は、専属の花屋さんが手入れをしてくれていますが、クリスマスは毎年のクライマックス!

患者さんだけでなく、道行く人々もイルミネーションを見て笑顔になってもらえれば、と思います。

 

もう我が家にはサンタさんは来ません。

それでも毎年『サンタクロースっているんでしょうか』の絵本を読み、温かい気持ちになります。

今年は久しぶりに、アドベントカレンダーを買ってみました。

 

アドベントカレンダーは、クリスマスまでの日数をカウントダウンしながらクリスマスまでの期間を楽しむものです。

カレンダーだけでなく、日付の引き出しの中にお菓子が入っているものが好きです。

息子たちが小さい頃は、待てずに全部開けて食べてしまうので、雰囲気が台無しでした。

 

今回はスタッフ用に。

当院では、朝礼から始まります。

日直は、挨拶の練習から始まり、その日の予定や『一言(何でもいい)』を担当します。

院長が毎回最後に『院長の一言』を述べ、締めはみんなで『今日も一日よろしくお願いします!』

その日の日直さんが、アドベントカレンダーの引き出しを開けてお菓子をもらうことにしました。

小さなお菓子ですが、何が出てくるかわからないので、くじ引きにも似て、ちょっとしたお楽しみになっています。

 

自分にも気遣い、自分のためにクリスマスカードを。

『今年も一年どんな日も頑張っていたあなたに』のカードを開くと、サンタが『とびきりの賞をおくるよ』とポップで出てきます。

*夢がかなうで賞

*素敵だったで賞

*お疲れ様で賞

*頼りになるで賞

*笑顔が輝いていたで賞

*のんびり過ごしま賞

*来年も一緒に遊びま賞

*一緒に居ると楽しいで賞

*きっといいことあるで賞

 

それぞれの賞に該当することを思い出し、想い、12月を過ごします。

メリークリスマス!!

 

 

 

 

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