2019.2.26 日帰り京都旅
ふと浮かんだ『そうだ、京都行こう!』のキャッチフレーズ(JR東海)。
京都なら名古屋からは近い!
『そうだ、京都行こう!』
で、何しに?
『京都』は魅力的な観光地ではありますが、この年齢になると、大方の観光名所・寺社仏閣は一通り網羅。
特別拝観などの機会も何度か。
しかし、所詮、寺社仏閣にそれほど興味が無い院長ゆえ、再訪候補が浮かびません。
『でも、行きたい』
あれこれ考えるのが、楽しい時間です。
一緒に行くわけでないのに、夫に『こんなのどうかな~?』
朝食を家で食べ、夕食までに帰ってくる行程(一応主婦)。
当日、新幹線で京都へ。
30分余は、あっという間。
まずは、バスターミナルで一日乗車券を買います。
目指すは祇園。
『祇園花月』での、よしもと新喜劇は、初めてです。
チケット販売状況を見ながらゲットした席は、前から4番目中央寄り。
前列だったおかげで、舞台は迫力満点。
話の筋は、大体同じとわかっていても、ついつい笑えてしまいます。
生のお芝居はいいわ~
大爆笑をし、劇場を出ると、ランチの時間。
お店は既に予約してあります。
庭園が見える窓際の席へ案内。
オフだからワイン1杯くらい、いいよね~
京都を意識した、少しずつ出てくる素敵なお料理に舌鼓。
スタッフの接客も気持ちよいです。
デザートまで美味しく完食。
『笑い』で心が、『食』でお腹が満たされた後は、本日最後のイベントへ。
京菓子手作り体験。
紅梅、蕗の薹(ふきのとう)、鶯(うぐいす)が今回作るお菓子。
トレーには、色とりどりの、生菓子に使う練りきりが用意されています。
職人さんが、丁寧に手ほどきをしてくれます。
練りきりを掌の膨らんだところで転がす、梅の花は小指で押して作る…などなど、初体験にわくわく。
蕗の薹は、裏ごしした練りきりを、箸でパラパラと貼り付けます。
鶯は、緑の胴の腹を白くして、羽を小指で作っていきます。
ゴマで目を付けます。
出来たての紅梅を抹茶と伴に。
見た目はそこそこ,味は上品な甘さ。
残りはお持ち帰り。
夕食用お弁当を購入し、帰路へ。
京都へ行って京都らしさを味わったかと聞かれれば『?』ですが、自分好みの京都旅をしたからOK。
帰宅後、自作の『鶯』を何に見えるか、家族に尋ねたところ、『兎』『猪』『餃子』
『そんな名前の和菓子、聞いたことある?』
『何に見えるか、聞かれたから…』
まあ、私の腕はその程度なのね~
職人の足元にも及ばない作品を食べてもらうべく、抹茶を立てたのでした。