2016.7.5 飛んでみた
「バスツアーで山梨まで、サクランボ狩りに行ってきた。良かったわよ~」と母の電話。
「いいな~サクランボ食べ放題。一度でいいから行ってみたい!」
早速休診日に催行されるツアーを探すも皆無。
個人で行くしかないと、家人をドライブに誘うと「4時間近く運転してまで、サクランボ食べたくない」
思えば思うほど、サクランボが気になってしまった今年。
調べてみると、『佐藤錦』の発祥地、サクランボ生産日本一の町が、名古屋から日帰り圏内にあることを発見。
山形県東根市。
『山形空港』があり、名古屋からは1時間5分のフライト。
お盆休みもお正月休みも旅行に行かなくなって久しい我が家。
家族全員は無理だけど、お盆休みの前倒しということで、果物を好んで食べない家人との『日帰りサクランボ狩り』を計画することに決定。
それぞれの日曜日の予定を考慮した挙句、予定した決行日は、サクランボも終盤戦とのこと。
当日、山形は雨。
傘をさしてサクランボ狩り?かと心配していましたが、ビニール屋根があり、全天候型で安心。
「食べ方はわかってるから、もぎ方を教えます。サクランボの実と反対側(上)に枝を引っ張って軸ごと取って。種はその辺に捨てていいから。んだ、んだ(全部山形弁なので、大体こんな内容)」
わーい。
たわわになるサクランボ。
どの木にしようか、あれこれ食べてみると、木によって甘さが違います。
お気に入りの木を見つけて、取る、食べる、種を捨てるを黙々と繰り返します。
最初は自分の背丈くらいのを取っていたのですが、脚立に上り上の方の実を食べてみたところ、更に甘みが強いことを発見。
枝を大きく張った老木?の上の方の太陽をたくさん浴びた、まん丸艶々の実が最高。
50個までは数えていたものの、どうでもよくなり、とにかく食べる、食べる。
制限時間は1時間ですが、さすがに20分も食べ続けると満腹。
我に返って、家人を見つけ「何個たべた?」
「20個くらい」
「え~!?たった20個!?少な~」
「食べすぎるとお腹痛くなるから~」
その分も頑張って食べよ。と、しばし休憩をしてラストスパート。
帰りのタクシーで「お客さん、サクランボたくさん食べました?(実際は山形弁)」
「思う存分食べましたよ~」
「夜、お腹ひどいことにならんといいですがね~」
ん?調べてみると、サクランボ中のソルビトール(糖アルコール)が、下痢や腹痛、ガス(おなら)産生を誘発するそう。
食べすぎれば…ですが。
明らかに食べすぎています…
せっかくなのでと、予約した名物の麩料理も食べて、胃はパンパン、あとは散策。
山形に到着から出発まで、わずか5時間半の滞在でしたが、思い切って飛んでみて良かったです。
でないと、この先も『サクランボ狩り、サクランボ狩り』と気になって仕方がないかも。
先取りした夏休み(お盆休み)の一日でした。