2015.2.17 学校保健委員会

2月に入ると5校(神の倉小・熊の前小・徳重小・神の倉中・扇台中)の学校眼科医である院長は、学校保健委員会で大忙し。

校医は春の検診・秋の就学時健診に加えて年2回の保健委員会に出席。その他に就学時委員会や視覚障害の会など生徒に関わる仕事が発生します。

保健委員会は学校医・眼科校医・耳鼻科校医(中学のみ)・学校歯科医・学校薬剤師・PTA・学校職員で構成。検診や体力運動能力調査、環境衛生検査の結果、保健室利用状況などを報告、生徒のより健康安全な生活を求めて討議する場です。

眼科医としては、検診の結果の総括や最近の話題を提供。

スポーツ医としてはスポーツテストの結果を含めた短い考察を。

この地域の生徒たちはボール投げ記録が名古屋市平均より下回っていたのですが、今年になり若干上回るように。職員は転任があるので、この推移を実感しているのは校医歴15年の恐らく自分だけだと思いますが、嬉しい結果でした。毎年指摘や提案をして、学校側の工夫によるドッジボールなどを使用した遊びや運動が功を奏してきたようです。

終盤は保護者からの質問タイム。どうしても自分の子供に関した質問になってしまうのはやむを得ないのですが、逆にこのチャンス(保健委員会)を上手く活用してお悩み相談ならぬ、健康相談をするチャンスかも。保護者の方の多数の参加をお待ちしています。

もう来年度の検診・保健委員会の予定が組まれました。
学校はもう新年度に向けて始動中。学校医は大変ですが、楽しみでもあります。

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