サンタも走る     2013.12.24

サンタランに参加してきました。サンタランとはその名の通り、サンタの格好をして街を走るというもの。院長もサンタガールの衣装を着て、たくさんの仲間と走ってきました。ゆっくりのジョギングで「メリークリスマス!」を連呼し、子供を見つけると小さなお菓子のプレゼント。マラソン大会で沿道で応援してくれる人たちへの感謝を込めて。久屋大通、栄、矢場町、大須、伏見、名駅と1グループ10人くらいのサンタがあちこちで走っているのですから注目の的でした。「メリークリスマス」や手を振って応えてくれたりとたくさんの笑顔をもらうことができました。おかげさまで沿道の声援により、今年の名古屋ウイメンズでは自己ベストが出ました。でもファンラン(楽しみながら走る)で余裕をもって走るのもいいなと思いました。初の走るサンタ体験でした。

カテゴリー:公センセの日常の出来事

2013.12.17      隠す・隠さない

街中で時々眼帯をしている人を見ます。眼科医としての職業的性分ゆえか、眼帯が目に飛び込んでくると、気になって仕方ありません。多くの人は、腫れや充血を気にしてのことのことだと想像しますが、隠されているために症状や原因の想像力も膨らんでしまいます(他の部位も同じですね)。一般に、「結膜炎」や「めんぼ・ものもらい」など細菌やウイルスの感染が原因の病気は、眼帯等で覆わないほうが衛生的です。

ところで、時には、治療の必要から眼鏡をかけて、片眼を隠しているお子さんもいます。まだ上手く視力が出ず、潜在する視機能を引き出す訓練をしているのです。当院の小さな患者さんたちも「海賊ごっこ」などという名目で、時間を決めて遮蔽(アイパッチ)を頑張っています。今までは、普通の絆創膏のようなアイパッチしかありませんでしたが、色違いの洗い替えができる布製のものや、最近では柄や色が選べる絆創膏タイプも発売。医療の分野にもおしゃれが広がってきています。

隠さないといけない場合は隠さないといけませんが、隠さなくても良いことは隠さないでも良い(カミングアウト)時代になってきていますね。

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの日常の出来事 眼に関すること

鉄錆ですよ     2013.12.10

日曜日は休日診療所の当番医でした。季節柄、内科小児科の患者さんが多く、眼科は静かに時が過ぎていきました。それでも、自転車で転んで目を打撲したとか、ボールが当たった、急に目をこすったら腫れてきた、などなど、急患らしい患者さんが来院されました。前日何か入っているので救急病院に行ったが取れなかったという患者さん。診察してみると茶目(角膜)に鉄片が刺さっておりすでに錆びていました。「鉄が刺さってますよ」こういうときは、眼科医の腕の見せ所。茶目(角膜)は中央は0.5ミリ周辺部でも0.7ミリの厚さ。顕微鏡下、慎重さが要求されます。麻酔の点眼をして特殊な針でガリガリガリガリ、錆をきちんととることが大切。最後はドリルで仕上げることも。鉄片も錆もきれいに取ることができ、眼帯をして帰ってもらいました。日常の診療とは違う、たぶん2度と会わない患者さんとの出会いの休日診療です。

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの日常の出来事 眼に関すること

2013.12.3   花壇を楽しんで

今年も残すところ1か月となりました。12月は当院の花壇が一番輝くとき。クリスマス仕様に様変わりします。今年はオレンジのリボンが主流のちょっと大人の雰囲気です。来院された患者さんの目の保養になれば、という当院からの「お・も・て・な・し」です。おもてなし=ホスピタリティですが、この語源と同じに病院=ホスピタル、ホテルがあるそうです。ハード面だけでなく、ソフト面でおもてなし(明るい笑顔、丁寧な診療)を日々心がけ、毎朝の朝礼では、スタッフが気づいて改善できることは「今でしょ」と報告しています。患者さんが当院に来られて笑顔になって帰られることが、わたしたちへのプレゼントだと思っています。笑顔こそ「倍返し」で投げかけたいものです。

カテゴリー:クリニックに関すること
  • カテゴリー

  • 最近のエントリー

  • カレンダー

    2013年12月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • アーカイブ

  • タグ

先頭に戻る