2012.6.26  大人の社会見学

青春小説では大のお気に入りの作家がいます。最新作を読んだら、ビール工場に行きたくなりました。フリーの休日、こんな時こそ気になっていることをするのが常の院長。早速行ってきました。今回は、ビールの製造過程についてガイドさんに詳細に説明を受けながら、工程をたどり、最後に試飲のコース。小さな豆知識にふむふむと頷きながら、これはと思うことはすかさずメモ。知らないことを知ることは、とても楽しい。しかも直接その道のプロから聞くので得した気分(患者さんには当院を受診してそんな気分になってもらえたら嬉しいです)。見学最後の出来立てビールは最高!でした。習ったビールの注ぎ方は2種。早速復習の機会を作ろうと思います

ところで、帰路の地下鉄で冷房の寒さを感じ、途中のデパートの試着室に上着を忘れたことに気づく始末。普段はほとんど飲まないので、わずか1杯で十分ほろ酔いを通り越していました。こんなこともありますが、大人の社会見学は、楽しい!もう一度学生時代の社会見学(さすがにビール工場はありませんでしたが)を再現したら、当時より見学の価値あり、明日への仕事の糧にもなりそうです。

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事

2012.6.19    父の日に親父の味を堪能する

今週日曜日は父の日。しかし、思春期の息子たちにとっては、父親は今風に言うと「うざい」存在なので普通の日曜日。我が家は共働きなので、家事育児分担においては、双方出来ることをする(若干は目をつぶる)合意のもと、ここまで来たのですが、年を追うごとに家人の兼業主夫力はアップ。近年は体を張っての育児から解放されたこともあり、料理部門に大きく進出。時々「包丁もっとキレがいいといいなー」のつぶやきを聞いていました。そこで、息子たちに代わり?(息子たちも当然父の手料理を食べるので)、奮発して関の孫六の包丁をプレゼント。更に、男の料理本も揃えて。賞賛と感謝も込めて。この日、料理検定(趣味です)を受けた院長ですが、机上の知識はどんどん付くものの、料理は息子たちに言わせればマンネリ化の傾向(しかし、自身の定番はお袋の味でもあると自負していますが)。院長実父よりメール。息子1が父の日に連絡くれて嬉しかったとの報告。息子1は「今日は、父の日だった(苦笑)…」祖父(じじ)の日ではありません。

父の日に父の手料理の晩餐。お袋の味ならぬ、親父の味も息子たちの舌に刻まれそうな予感です。男子どんどん厨房に入るべし。

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2012.6.11    始めなければ始まらない

埼玉県の国立障害者リハビリテーションセンターで視覚障害者用補装具適合判定医師研修会(厚生労働省主催)を受けてきました。医学が進歩しても未だ回復困難な病気、また高齢化により増加しつつ病気もあり、眼科ではロービジョンケアの必要性が高まってきています。ロービジョンとは、「成長・発達あるいは日常生活に何らかの支障をきたす視機能または視覚」と定義されています。ロービジョンの方の残っている視機能を評価し、少しでも見えることの手助けになる補助具、生活職業訓練への助言が出来る眼科医へ。朝から晩までの講義と実習は、まるで医学生に戻ったよう。しかもあの頃よりずっと真剣。同じ志の仲間とともに充実した3日間でした。視野が狭い、かすむ、見えない体験をし、介助の方法を習い、当事者のお話も聞き、知識だけでなく経験の引き出しも少し増えました。ご相談して頂ければ、よかった!というアドバイスが出来るよう、少しずつですが、ロービジョンケアの発信に取り組んでいきます。

ブラインドサッカー(視覚障害者がフィールドプレーヤーです。パラリンピック正式種目)日本代表加藤健人選手(高校生で失明)の言葉。「始めなければ、始まらない」

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2012.6.5  情報ホスピタル

「情報は誤る。人も傷つける。でも癒して守って奮い立たせます。」~情報ホスピタル。先日東京の某書店特設コーナー(院長東京お気に入りに追加です!)で見つけ、惹きつけられたコピー。「情報」を「医療」に換えても当てはまるような。ただし、医療の場合、先の二文の文末は「こともある」が付きます。最後の一文は自身をも奮い立たせます。

医学生、新米医師時代に正しい事実、知識、見解として習ったことの中には、更に新たな医学の進歩により誤りであったことも多々。それに伴い、私たち医師も常時ブラッシュアップ。知識の上書きを更新(しかもパソコンと違い上書き以前の情報も消えていない)、最新の知識、技術を提供できるよう努めています。

さて情報ホスピタルで処方(推薦)された本を購入し、お土産を。スタッフには甘いもの。息子たちには駅弁(夕食になる)を。自分へは、車内読書のお供(構内で気になる食べ物をひとつだけ)が定番の帰路です。

 

 

 

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