サンデル教授   2010.8.31

ベストセラー「これから正義の話をしよう」(マイケル・サンデル著)は問題提起に自答しつつ読んだ一冊ですが、そのサンデル教授が25日来日、東大で特別講義がありました。一般枠で500名の募集には診療日ゆえ応募に断念しましたが、朝日新聞の特集(8月30日) を読むと、いつかは生の講義が聴きたいと思います。例えば「イチローは高額な年収に値するか」「自国民と他国民とどちらを救う?」など。「正義について議論することは、私たちの生き方を考えること。」とはサンデル教授の言葉。名古屋市民の私にはタイムリーな言葉です。

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芸術は難しい   2010.8.24

あいちトリエンナーレに行ってきました。パフォーミング・アーツやヴィジュアル・アーツなど素人の私には初めて聞く、見る、しかし残念ながら理解できずというのが正直なところでした(鑑賞する能力不足)。広辞苑によると芸術とは、一定の材料、技術、身体などを駆使して感傷的価値を創出する人間の活動とあります。帰宅後、広辞苑を引いて定義には納得、でも芸術は不可解なり。

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悼む   2010.8.17

残暑が厳しいですね。お墓参りをするとおばあさん子だった私は祖母を偲びますが、今年でもう33回忌です。高齢の患者さんを往診するうちに、お別れすることも多くあります。眼科医は最後の看取りはしませんが、私の心の中で悼む人として刻まれていきます。医師と患者、そんなつながりもあると、お盆だからこそ思います。

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甲子園   2010.8.10

子供に付き添って初めて高校野球観戦に甲子園に行ってきました。試合の一球一球に大きな声援が上がり熱気あふれる場内でした。長嶋茂雄氏流の見方によると、高校野球甲子園大会は優勝チーム以外の球児にただ一度ずつの敗戦が配られるのですが、つまずくこと(挫折)が若者にとって本当に糧になるそうです(8月5日の朝日新聞の記者有論より)。名選手名監督ならではの見方。野球の世界だけでなく、自分の人生でも挫折から得たものは多々あると思える年頃(おばさん)になってきました。

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赤ん坊のお世話   2010.8.2

夏休み、予想外にも赤ん坊の世話をしている毎日です。後から巣を作ったツバメのヒナ(わずか10グラム!)が落下(巣が小さすぎたようです)。初めてのミールワーム(餌用の虫)に怖じ気づきましたが、ヒナ(まだ10グラム)のために、頭を取り2分割しピンセットで与えるのにも慣れてきました。黄色い口を大きく開けてせがむ姿に、子供たちの赤ん坊のころを重ね合わせています。あの頃は今のヒナみたいにたくさん食べて眠り、すくすく育ってくれることだけでうれしかったのに‥

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