人間湯たんぽ   2009.1.16

冬のベッドは寒い。年々実感するようになってきました。地球温暖化というのに、冬の夜年々寒く感じるのは何故?やはり加齢?そういえば妊娠中は暖かかかったと回想。私は妊娠中それほど体重増加はなかったのですが、それでも胎児が入り脂肪も付き、あの時は素足でも着るもの1枚でも平気でした。そして出産後も寒いと感じることはなかったような。やはり加齢?プラス一緒に寝る人間の数でしょう。一緒に寝る子供たちの数です。人間湯たんぽの減少言い換えれば子供の自立。’母さん寝よう’と今は三男からだけのお誘いです。広いベッドで放熱する人間湯たんぽは一人に減ってしまいました。子供たちに接触すると(子どもからも寄ってきますが)、彼らの自家放熱によりどんな暖房器具にも劣らないくらい暖かです。その温もりに慣れてしまうと冬のお布団も憂鬱ではありません。子供たちが生まれてから何もしなくても暖かいお布団が当たり前になっていました。しかし子供の成長につれ筋肉質になってきた足が突然身体に当たりその度に衝撃で眼が覚め、夜中に重い身体をどけながら熟睡できずいらいらすることも度々。そうなると安眠妨害のためにこちらは一緒に寝たくなくなるし、向こうも自立したくなり母親と寝るのは格好悪いと思うようになります。そんなで長男は独立(お陰で夜中に起こされることはなくなりました)。次男もそろそろ独立を考えているようです(時々一人で寝たくなる)。三つ(三人)の丸々とした柔らかく甘い人間湯たんぽに囲まれている至福の時は何処へ。三男の人間湯たんぽとの添い寝期間も貴重になってきたと感じる今冬です

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穴入る(はまる)   2009.1.5

現在推理小説にはまっています。私は基本的には推理小説は好んで読みません。どちらかというと小説なら家族物、社会物(現代小説なら感情的感傷的なもの、古典名作)それからノンフィクション(これもあまりにも残虐だったり恐ろしいものはダメ)、とりあえず新書が手に取るジャンル。啓発本も時々購入します。一方、夫は科学雑誌、歴史小説、推理小説好きです。私が今まで熱中してほぼ全館読破した推理小説は名探偵ホームズ(英語の教科書にあったdancing dollsが忘れられない)と松本清張シリーズ。今でも時々再読したくなります。それ以外の推理小説といえば、書評で話題になるこの「ミステリーがすごい」大賞受賞作品を夫の本棚から拝借して読むくらいでした。しかし仕事始めまでのお休みの間に私の持ち本がなくなってしまい(年末にいくらか手放し、30冊610円也)、書店でもこれといったものが見つからず、それほど怖くなくて(結構夢に出やすいので)読みやすいリクエストの元、夫から勧められたのが東野圭吾の作品でした。名前は知っていても全く興味がなかったので映画化作品(何と湯川学役は福山正治!想像外!)についても知りませんでした。探偵ガリレオシリーズから始まりそのほかの作風も含めて今月読んだのは10冊。ガリレオ風に言うなら穴入(はま)る。中にはどろどろ(社会的に考えされる話題あり)の作品もあり気分が悪くなってしまったのもありますが、全般に場面が想像しやすく、ガリレオシリーズなど科学的な根拠によって解き明かされる作品はテンポよく読めました。エアロバイクを漕ぎながら読めるくらいの丁度いい本の重量です。往診も所用も何もない昼休み、エアロバイクしながら読書をし、ヒーターに当たりお茶を飲みながら読書をし、そういえば夕飯の用意をと鍋をかけながら読書をする。ここ最近のお楽しみの昼休みの過ごし方です。

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