My鉛筆   2007.5.5

先日子供たちの鉛筆を買いに行くと、1ダースお買い上げごとに無料名入れの新学期セールをやっていました。ふだん鉛筆を使う機会がほとんどない(カルテ、メモ、手紙みんなボールペンです)にもかかわらず、ついつい自分の分まで頼んでしまいました。1ダース買うつもりが、無料名入れにつられて子供3人と私の分計4ダース買ったことになります(お店のもくろみに見事はまった私)。名前入りなんて何十年ぶり?名前書きにしても子供たちが保育園や入学した頃はその機会も多かったのですが、最近は自分達で書くので親の出番はありません。さらに自分のものに関しては、勤務医時代までは書籍・白衣等名前を書いていましたが、開業してからはすべてが私のものなので名前を書くことがありませんでした。2週間して注文の品が出来ました。名入れはひらがなかカタカナしか受け付けられなかった(子供向けの無料ですから)ので私のもひらがなでお願いしました。オーダーメード’はせがわこう’と刻印されていることにより変哲のない鉛筆は私にとって特別の鉛筆になりました。名入れの鉛筆大切に使わなきゃ。さて最初の一本、何を書く時に使おう?と考えていたら、三日坊主になっていた(子供には言えません)’えんぴつで奥の細道‘を思い出しました。新しい鉛筆を削って背を伸ばして書写する私(子どもの頃のかきかたの時間みたいですね)。心機一転、My鉛筆なら芭蕉とともに大垣までたどりつけそうです。

カテゴリー:公センセの日常の出来事
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