お掃除ロボ   2007.1.18

我が家のダイニングのエアコンがとうとう動かなくなってしまいました。LDKなのでリビングのエアコンだけでも暖かくはなるので、夫と子供たちは’冬過ぎてからでもいいんじゃない?’。しかし朝一番に起きて活動する身としては、この部屋のエアコンは早急欲しいところ。早速電気店に足を運びました。エアコンの進化とはすごい!私が気に入ったのはお掃除機能が付いているもの。通常は2週間に1回の掃除が必要なエアコン(初めて知りました)ですが、新機種では使用した都度、機械が勝手にフィルター掃除をしてくれ、しかも10年間持続とのこと。うちは専ら夫がエアコン掃除担当なので私は手を煩わせたことがないのですが、掃除をお願いする立場として、夫をいたわる?妻としてこのお掃除ロボ付きエアコンには一目ぼれ!即決してしまいました。夫はかつて東急ハンズまで行ってお掃除ロボットクリーナー(円盤状)を購入したにもかかわらず、新しいものの飛びついた私に’他のエアコンはどうせ掃除するから最新機能付きにしなくてもよかったのに。’と期待していた反応は無し(もっとも夫がお掃除ロボットクリーナーを買ってきた時はもっとあきれた顔の私でしたが)。さておき、新しく設置したエアコンはすこぶる快調。使用後のお掃除をしている音は’使ったらすぐ掃除してますよー♪’とハミングしているようにさえ聞こえます。対してお掃除ロボットクリーナーは?納戸に片付けてあります。なぜって、働いてもらうときには、お掃除ロボのために障害物がないように物を片付けないといけませんから。これじゃあねー。

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

鏡開き   2007.1.11

1月11日は鏡開きです。当院ではカウンターに飾ってあったお鏡餅でぜんざいを食べるのが慣例です。今年は11日が休診日だったので1日早い鏡開きです。午前診療が終わると、ぜんざいとお餅を温め箸休めの漬物を添えて、スタッフ全員でいただきました。最近のお鏡餅は中に個包装の切り餅が入っていて便利になりました。子供の頃、鏡餅はいつもひび割れて硬いものでした(真空パックなどなかったので。さらに切り餅はアオカビが生えると削って水に浸していました。最近はアオカビも見ませんね)。お餅は簡易的にレンジでチンですが、ぜんざいはずっと私の手作りです。結婚前は小豆を煮たこともなかったので、ぜんざいなんて缶詰で事足りるのでは?と思っていた私ですが、一度興味本位に作ってみると市販のものとは一味もふた味も違い、今では我が家の母(私のこと)の味として、公センセーの味として定番になっています。いつもはスピード料理がほとんどなので、小豆をことこと煮るのは毎日をばたばたしている私としては、ちょっとなごんだ時間の流れを感じる時でもあります。煮えた小豆特有の匂いがしてきた時、さらにお砂糖を入れてもう一度似た後の甘い香りは、食する前から幸せにしてくれます。もちろんお餅を入れて食べればとっても幸せです。中学生の時’あんちゃん’のニックネームもあった私、あの‘あん’は餡でもあったりして!?

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの日常の出来事

ガレット・デ・ロア   2007.1.5

お菓子作りが好きで、お菓子に関する本は昔からよく読んでいました。欧米のお菓子や行事を見てはうらやましく異国に思いを馳せたものです。クリスマスのシュトーレン(ドイツ)やパネトーネ(イタリア)は最近クリスマスケーキと共に並んでいたりしますが、イギリスのクリスマスプディング(ディケンズのクリスマスキャロルに出てきます)が並ばないのは日本人の舌に合わないからでしょう(小説に憧れてレシピどおり作ってみたことがあるのですが、くどくて二度と食べたいと思いませんでした)。いろいろある中で最近見かけるようになったのが’ガレットデロア’。アーモンドクリームのパイで切り分けると中に一つ陶器のおもちゃが当たるようになっています。当たりの人はその日1日王様になれ、みんなが従うことになっています。昨年Mデパートで予約注文を受け付けていると知ったのは締め切りが過ぎてから。しかし、偶然にも実家の近くのケーキ屋さんで見つけたのです。そこではおもちゃの代わりにアーモンドが忍ばせてあって、当たった人用の陶製の小さなおもちゃが付いていました。紙製の金色の冠の中にパイが納まっています。子供たちはわくわく。(クリスマス時期になると’サンタクロースと小人たち’の絵本を読むのが恒例なのですが、クリスマスのおいわいに「おいしいおかゆに、いれておいたしあわせのアーモンドが、今年はだれにあたるか、たのしみです」という一文からいつか自分たちもと想像を膨らませていました)さて、幸せのアーモンドは誰に?アーモンド入りの一切れをめでたく選び、王様になった夫の命令は?’家族全員でマッサージして!’でした。子供たちは’来年は絶対王様だ!王様になったら何してもらおうかな?’と、もう来年への希望をふくらませておりました。

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など

平和を考える   2007.1.4

毎年お盆休みとお正月休みにささやかな家族旅行を決行します。最近長男が戦艦やら戦闘機のプラモデルに興味があるので(男の子は必ずそんな次期が来るのでしょうか?私の小学生高学年のときも男子の間で流行っていました)今回は広島、宮島、呉に行くことに決定。広島は高校の修学旅行で行ったのですが、改めて前勉強をして原爆ドームの前に立つと当事の悲惨さが伝わってきます。呉の大和ミュージアムは戦艦大和にあこがれて子供たちがとても楽しみにしていたところですが、資料館の展示や生還者、遺族のビデオを見ると、胸が締め付けられました。女性としての立場から、乗組員が家族に当てて書いた手紙や、遺族となった妻の話は、涙が止まりませんでした。子供たちもかっこいい大和(戦艦のスタイル性能からは憧れの戦艦でしょうが)というイメージだけでない悲劇の真実を知ったのか、行く前のはしゃぎようは見受けられませんでした。帰ってきてからは以前より見たがっていた映画’硫黄島からの手紙’を鑑賞。これもまた戦争の悲惨さ、軍国主義、その中での命とは(怖くて目をふさぐ場面が多々ありました)を充分訴える映画でした。(併せて「’散るぞ悲しき’梯久美子著 新潮社」は映画のイメージの栗林中将についてより知ることが出来ます)息子が、夫が戦争に取られたら?そんなことは絶対にあってはならない、戦争は二度とすべきでない、憲法改正されたらどうなるの?などと一国民として大いに考えさせられる年末年始となりました。

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの想い
  • カテゴリー

  • 最近のエントリー

  • カレンダー

    2007年1月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
  • アーカイブ

  • タグ

先頭に戻る