2月20日 アレルギーの「標的」を発見。

花粉症やぜんそくの患者が増える一方、研究機関ではアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを止めるべく、発症の仕組みの解明が続いています。この分野においては日本が大きく貢献しており、症状を抑える新たなターゲットが見つかりました。

それは、HRFという物質。これが、IgE抗体という花粉やダニなどの異物と結合する物質とくっつくことでヒスタミンの放出を促していることが分かったのです。また、今まであいまいだったヒスタミンが結合する際の受容体の構造を突き止めました。

今後、新しい薬につながる研究も進んでおり、アレルギーに苦しむ人たちから大きな期待が寄せられることでしょう。

(日経新聞:朝刊/2012年2月20日)

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2月19日 健康天気予報が充実!一度参考にしてみては。

天気と健康の関わりをテーマにした「健康天気予報」というサービスをご存知でしょうか。インターネットや携帯電話から気軽にアクセスできるので、一度参考にされてもよいかもしれません。

たとえば、2月は気温が低く日照量が多いため、ぜんそくの人ならば安静にすることを呼び掛ける記事が掲載されています。これは、実際に2月に夜間緊急外来が増加しているデータを元にして作っておりなかなか説得力があります。

今後はさらなるデータの蓄積と分析に力を入れていくとのこと。病気の予防や体調管理において、より信頼性の高い期待できるツールに成長することが望まれています。

(日経新聞:朝刊/2012年2月19日)

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2月19日 マスクや眼鏡で花粉を大部分カット!?

ちょっと意外かもしれませんが、身近にあるもので花粉を対策できるかもしれません。実験によると、マスクと眼鏡を着用するだけで、鼻が吸い込む花粉の数は約7割削減!目の粘膜内の花粉の数も約4割削減!

これが花粉用のマスクと眼鏡になると効果はさらに高まり、鼻で8割強。目の粘膜内で6割強減らせることが分かりました。症状が出始めたら、すぐに着用するようにしましょう。また、予防を徹底しても花粉を完全には排除できませんから、すぐに病院に行くことが何よりも大切です。

(日経新聞:朝刊/2012年2月19日)

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2月14日 子どもの近視とは何でしょう?

視力が正常であれば、目に入った光が網膜の上できちんと像を結びます。近視は、網膜の手前で像が結ばれ、ものがぼやけて見える段階です。眼球の奥行きが標準より長く伸び、ピントが合わないのが強度近視です。

近視の要因は、近くで細かいものを見る頻度や、遺伝などが挙げられます。成長期に近視が急に進んでも、20代で止まるのが一般的です。ただ、40代以上になると網膜が引っ張られて薄くなり網膜はく離を起こす可能性が高くなるので注意が必要です。

近視を元に戻すことは不可能ですが、屋外で活動する時間を増やし、長時間のテレビゲームを控えることで近視を進みにくくできます。また、適度な度数のメガネをかけることも大切です。

(日経新聞:2月14日)

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2月1日 花粉症、症状なくてもご用心!?

花粉症は国民の4人に1人が発症しているとされ、ここ10~20年間の間急激に増加しています。

その要因の一つは、人工林の成長に伴う花粉の飛散量の増加。18年ほど続くとされています。

花粉症の発症は、遺伝や環境要因も関係します。両親がともに花粉症だと発症率は6割ほど。片方の親だと4割ほどです。両親が花粉症でなくても、2割の子供は花粉症を発症します。また、中高年になってから症状が出る人も。食生活や居住環境、喫煙などの環境要因が関与しています。

今年の花粉の飛散量は例年よりもやや少なくなると予想されていますが、油断は禁物です。

昨年症状が出なかった人も多量の花粉により、異物を認識するとつくられる抗体ができた可能性があります。これは、花粉症が起きる最初の段階です。

(日経新聞:2月)

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12月25日 冬はドライアイにご注意!

目の表面が乾き、傷がついたり不快な症状が出たりする「ドライアイ」。
生活環境の変化により、国内で八百万人~二千人以上の人に症状が見られています。

原因としては、「エアコン、パソコン、コンタクトレンズ」の3つのコンが広がったこと。
エアコンの風による乾燥、パソコンを注視することによるまばたきの減少、
コンタクトレンズを長時間装用することによる乾きで、それぞれ目の表面を潤す涙液が足りなくなっている。

携帯電話のメールやゲームも要注意。寒さや強風でも症状が悪化するため、冬もさらなる
セルフケアが求められる。パソコンは一時間ごとに10~15分の休憩をとり、コンタクトレンズはモイストタイプを選ぶ。部屋の中に加湿器を置くのも効果的。

セルフケアでよくならないときは、眼科を受診すること。最近では昨年発売された「ムチン分泌促進点眼剤」の治療効果が高く、これまでよくならなかった人たちの改善が見られたとか。
日々点眼薬も進歩している。あやしいな、と思ったらすぐ受診を。

(日経新聞より抜粋)

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12月20日 ものが二重に見えたら「複視」かも?

片目では普通に見えるのに、両目だと二重になる――こんな事はありませんか。
これを、「複視」といい、片眼複視と両眼複視があります。両眼の場合は片目でも二重に見えます。眼球を動かす神経や筋肉の異常が原因です。

☆神経異常…神経回路の中に腫瘍や動脈瑠があるケースが疑われる。
        または、糖尿病による神経障害など。

☆筋肉異常…甲状腺機能異常など、神経と筋肉の信号伝達異常であるケースが疑われる。

まぶたが下がったり、読書やテレビを見ているときに複視が強まるようなら注意が必要です。
このほかにもさまざまな原因があるので、神経内科を受診して原因を特定しそれに対応した治療をすることが大切です。

(日経新聞より抜粋)

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11月30日 加齢黄斑変性は、早期発見で改善できる!

高齢者を中心に、大幅な視力の低下をもたらす加齢黄斑変性。
インターネット上で、「中途失明の主な原因」などと紹介されており、ショックを受ける方も多いとか。

しかし、これは誤解であり、完全に見えなくなることはほとんどありません。
しかも軽いうちであれば、日常生活で困ることも少ないのです。

加齢黄斑変性には「委縮型」と「滲出型」があり、日本人は後者が多いとされています。
「委縮型」は、黄斑の視細胞が加齢で死滅するタイプのこと。
「滲出型」は、老化により黄斑部の網膜の裏側に新しい血管が生えて起きるものです。
※新しい血管は破れやすく、
 血管内の成分が滲み出て網膜が内側に膨らみ、物が歪んで見える。

近年では「滲出型」の治療法の進歩が目覚ましく、
2008年には効果の高い薬による治療がスタートしました。
治験によると、投与1年後には視力の維持だけでなく3割が改善していたことも!

早く気付き、ひどくなる前に治療を受けることが何より大切だと言えます。

(日経新聞より抜粋)

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11月22日 目ヂカラメイクにご用心

目元を強調する「目ヂカラ」メークによるトラブルが増えているようです。

目の際ギリギリまでアイラインやアイシャドーを塗り込む方法は、
しっかり落とさないと炎症のもとになってしまいます。

「目が痛い」「ごろごろする」といった相談が、
国民生活センターにも年々多く寄せられるようになったとか。

まつ毛の生え際より内側の粘膜に、
落とし切れていないメークの汚れが転々と残って目に異物感を与えたり。
つけまつ毛が角膜に無数の傷をつけていたり。
接着剤による炎症も増えているようです。

異常があれば早めの受診をおすすめします。
また、過剰なメイクは角膜炎やドライアイをひきおこすので、控えたほうが無難でしょう。

(日経新聞より抜粋)

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11月18日 未熟児網膜症の治療法

今日は、治療法の進化している未熟児網膜症についてご紹介します。

【どんな病気?】
目の構造をカメラに例えると、フィルムにあたる網膜の血管の発達が途中で止まり、
その先端に「新生血管」という異常な血管が伸びる病気。
この血管が伸び過ぎると失明しかねない。

※母親の腹にいた期間が28週未満、1千グラム未満の子の8割が発症すると言われる。

【治療法は?】

◆レーザー(光凝固)
└→網膜を焼き、異常な血管の発生をおさえる。

◆強膜バックリング
└→眼球の外側にシリコンをあて、異常な血管の勢いを抑制する。

◆硝子体手術
└→異常な血管からできた膜を切り取る。
   または、異常な血管の足場となる硝子体の繊維を切り取る。

◆抗VEGF抗体治療法(現在研究中)
└→異常な血管を発生させる物質の働きを防ぐ
※アメリカではレーザーより有効とする臨床試験の結果が発表されたが評価は二分。
 日本では国内数か所で治療法が実施されているが、知能や心身の発達に対する
 影響がまだはっきりと分かっていない。今後、治療に使う薬品の量を確立する構え。

★以前は重症だと明暗が分かる程度しか視力が得られなかったが、現在は治療法が進化し
  日常生活に支障をきたさない程度の視力になる子供が増えている。

(日経新聞より抜粋)

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